日経平均株価 Nikkei Stock Average 2004 7 29
日経平均株価における問題点とは、出来高だと思います。
出来高の推移を見てみると、
4月中旬に、頂点に達した後、減少傾向にあります。
この減少傾向は、週足チャートで見ると、よくわかります。
これは、4月30日から始まり、5月17日で終わった、
「株価の急落」が影響していると思います。
この間、9営業日で、日経平均株価は、1500円前後、急落しました。
これは、ジェットコースターよりも、大きな角度で急落しました。
そして、出来高は、5月20日を境にして、
まるで、階段を、一段、降りたように減少しています。
5月21日は、出来高が大きく減少し、それ以降のトレンドとなりました。
このように、5月上旬の急落は、影響が大きかったと言えます。
機敏な動きをする外国人投資家でも、損失を抱えたと聞きました。
あるいは、撤退せざるを得なかった外国人投資家もいたそうです。
おそらく、多くの投資家にとって、
5月上旬の急落は、あまりにも影響が大きかったと言えます。
こうした傷を癒やさないと、出来高は増えてこないでしょう。